天皇賞・秋

 GⅠ馬8頭の豪華メンバーでのレース。また、それ以外にも有力馬多数で取捨選択が重要となる。ポイントとなるのは2点。

1、休み明けの馬をどう扱うか。
2、短距離型と長距離型どちらが有利か。

 まず1だが、東京2000mというタフな舞台では休み明けよりも順調に使われている馬のほうが有利であろう。そして順調な組ではステップレースをよい格好で勝ち上がってきている馬、あるいは次走につながる競馬をした馬が多い。休み明けゼンノロブロイを頭はにすえるのはどうであろうか。

 2はレース傾向の問題。スローで流れればスピードタイプの馬が瞬発力を活かして勝つパターンとなり、ハイペースであればスタミナ型が台頭する。今回、ストーミーカフェタップダンスシチーの引っ張る流れでスローは考えにくい。長距離タイプが有利となりそう。


 以上2点から◎リンカーン、○ハーツクライとする。リンカーンは東京コースに実績はないが、今の充実度ならばこなせそう。なにより展開がスタミナ型の本馬にマッチしそうなところがよい。ハーツクライは休み明けがマイナス材料だが、◎と同様のスタミナ型で何よりも鞍乗ルメールが心強い。ゼンノロブロイは3番手とする。穴に復調気配ダンスインザムード。この馬もハイペースではまりそう。

 3連単 3−10−7,12,13,14,15