アメリカンオークス、シーザリオが圧勝で快挙

現時時間3日、米・ハリウッドパーク競馬場で行われたアメリカンオークス(3歳牝、米G1・芝10f)は、福永祐一騎手騎乗の2番人気シーザリオ(牝 3、栗東角居勝彦厩舎)が、道中3番手から3角先頭の競馬で、直線では他馬を突き放し、圧勝。日米オークス制覇を達成した。

 これはすごい快挙だ! 3歳時(現在の表記に統一)のダンスパートナーダンスインザムードも果たせなかった海外GⅠ制覇、古馬牝馬ではシーキングザパール以来のことになるのだから。


 いや、そもそも日本で圧倒的な強さを誇るサンデーサイレンス産駒でさえ海外クラシック制覇を果たしていないのにいきなりその孫の世代でやり遂げるのだから。この意味で種牡馬スペシャルウィークは父を越えたといってもいい。いやあ、スゴイ。


 これで今年の福永祐一ラインクラフト桜花賞NHKマイルカップの2冠、シーザリオで日米のオークスを制覇という快挙をやってのけた。秋華賞ではいったいどちらの馬に騎乗するのだろうか。