クイーンステークス・小倉記念他

 9〜12レースで的中ゼロという散々たる結果に終わる。久々に負け越しだ。

 札幌・クイーンステークスは危惧したとおりダンスインザムードが気性面での脆さを見せ、ハイペースを演出してしまった。その結果、次位グループにいた馬たちが台頭してきた。開幕週で馬場状態が良好なため、いくらハイペースとはいえ後方からでは届かない。3コーナーからマクリ気味に上がっていったレクレドールの鞍乗蛯名の好判断が光る。ダンスインザムードは敗れたとはいえ抑えるよりは気分よく行かせたほうがよいと思う。立ち直りはきっかけひとつか。デアリングハートラインクラフトシーザリオとの比較で実際強いのだろうけど、もしかしたら2、3着が多いタイプかも知れない。人気でも馬単3連単の頭にするのは危険かも。


 小倉・小倉記念はゴール前接戦となったが、終わってみれば小倉巧者メイショウカイドウがトップハンデをものともせずに勝利した。軽ハンデ馬を外から差しきっての勝利だから、コース適性のみならず能力が違うといえる。以下4着まで順当で、◎ニホンピロキースはまだまだ力が足りなかった。


 新潟・関越ステークスは小倉同様のハンデ戦でゴール前激戦だがこちらは荒れ模様。◎シアトルユーは位置取りがやや後ろ過ぎたか。マイネルモルゲン新馬以来のダート戦、10キロ増、オルレアンと前でやりあう展開で4着なのだから、能力は示せた。